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中国の旅
 夏休み、日本に帰る前に、一ヶ月ほど中国を旅した。西安と昆明を中心に、主にバスツアーに参加したのだ。

 予定では、西寧から路線バスを乗り継いで青海省を抜け、チベットに入る計画だったのだけど、これが大きく狂ってしまう。外国人はこの夏、チベットには入れないというのだ。旅行社は「危ないから」としか言わないが、どうも、共産党創立90周年の行事でホテルが確保できにくいのと、テロの恐れがあるということらしい。確かに現今の国際情勢では政府がぴりぴりしてもおかしくない。7月末には入蔵できるとの未確認情報もあったが、帰りのフライトの関係であきらめた。

 ところが行けないのはチベットだけではなかった。四川省の九寨溝も、次善の計画として考えていた四姑娘山も外国人立ち入り禁止。こちらは理由がはっきりしていて、大雨による土石流災害(汶川)などが発生したため、危険だからという。飛行機ならOKなのだけど、以前、このルートをたどって、その景観のすばらしさを知っているため、陸路でなければ行く気にならない。

 で、西安、昆明に行くことを決め、すぐにネットで調べることにした。ところが、外国人は今、ネットカフェにも出入り禁止なのである。何をどう言おうが、「身分証(中国人の)がない限り、ダメ」。今からガイドブックを買って調べるのも面倒だし――というわけで、最も簡単な団体旅行に参加したのである。

 でも、時は旅行のピーク、回るのは始皇帝稜(西安)、延安、楽山、峨眉山(成都)、シシャパンナ、大理(雲南)など有名どころばかり、同行者は子連れ、家族連ればかり、とにかく騒がしく、ゆとりもへったくれもない。しかも、西安の旅行社は、旅行契約の解約(西蔵にいけなかった)にもかかわらず、返金をしぶり、その処理にえらく手間取った。最後は全額返金させたけれど、中国旅行業界には、詐欺的な一面もあるのを、改めて確認。ああ、疲れた・・・

 というわけで、今、日本。青い空、みどりの樹々、夏まっさかり。でも、311から五ヶ月後の日本では、人々はもう、原発のことも、放射能のことも言おうとしない。忘れたって? 忘れていい話ではないのに、私の「原発事故体験」は、今から始まる。2011.8.7
posted by: shanben | チャイナぐらし | 18:27 | comments(0) | trackbacks(0) |-
煙台ぐらし―ぐち

 さて、授業が始まった。
 煙台市、気候温暖、リゾート、果物の里、ワインの生産地。こんな言葉から予想できる楽しい情景は、今のところ…完全にゼロ。私としたことが、かなり思い違いをしていたのだ。

 まず、講師宿舎は男子寮の一階で、専用の外教宿舎を想像していた私はがっくりした。入り口は全く別、女性門衛が常駐しているし、家具、パソコン、寝具などは一応そろっているけど、基本は学生寮。でも、今年の外人教師は私と中年のアメリカ人男性の二人だけなので、仕方ないのか…。
 参ったのは、トイレの匂いがきついこと。ブツ臭ではなく、トイレの水が少ない時の、あの独特のにおい。一階はどこもそう、と言われたが、がまんできず、すぐ別の部屋に移った。すると、トイレ臭は気にならなくなったが、壁の一部がカビ臭いし、トイレと洗面所の出が悪い。カビ臭は涼しくなるとすぐ消えたが、トイレはしょっちゅう自分で直すハメに……なぜか私は、水(まわり)事情の悪さにつきまとわれる。

 もっと参ったのは、まわりになんもないこと。空港から大学までだって、目に入るのはだだっぴろい道のみ。大学も草原のただ中で、教師たちは授業が終わるとバスで引き上げてしまい、学園には若者しかいない。市内中小大学が統合してできたこの大学は、現在地に移転して間がないし、教師たちの生活のベースも市内にあるからだ。南大は、いつも老若男女でにぎやかだったのに…私は初めて、中年男女の姿にとてもなつかしさを感じてしまった。

 キャンパスの北側はでっかい道路と、その向こうの真新しいマンション群、高速道路、そして、その向こうが海だ。もっとも、海は北側建物の上層階に行かないと見えない。海岸まで歩いて20分くらいだろうか、聞いても誰も海まで行ったことはないという。南側には学校のフェンスのすぐそばに平屋の集落と、学生目当ての小さい商店街画あり(食堂や商店、美容院、遊戯施設、市場など)があり、それを過ぎると田園、そしてまた別の高速道路だ。市場といっても、昼も暗く、売られている果物や野菜は新鮮でもないし、種類も少ない。いいものは都会に行っているのだろう。 
 
 つまり、周りには名所旧跡も、公園も、本屋も、印刷屋もショッピングセンターもない。映画館も、喫茶店も、しゃれたレストランも、ジムも……つまり、文化的施設がなんもない。ああ、私は南京での生活をとてもエンジョイしていたのだ。
 文句はまだある。
 大学の食堂はまずい、なのに高い!たとえば、前の大学ではご飯を1元買うと、まず食べられないほどの量だったが、ここではその量がだいたい半分である。おかずも種類が少なく、総じて塩辛い……あまりひどいので、自炊すると言ったら、炊飯器、電磁調理器、なべを調達してくれた。さあ、ここでどういう生活がまちかまえているのか。うー今日は私の生日だ。 2010.9.29

posted by: shanben | チャイナぐらし | 18:53 | comments(0) | trackbacks(0) |-
学生たちの軍事訓練

 日曜の朝。外からかけ声が聞こえる。「1・2・3、1・2・3…」 そして、ザッザッという足音。

 校庭で軍事教習が行われているのだ。何でもこの学校では、新入生は一週間の軍事教習があるのであというが、ずっと雨だったので、その予定が長引いたのだろう。 高校の軍事教習は知っていたが、大学でというのに驚いた。南京大学では見たこともなかったけれど、これは職業戦士を養成する大学だからか・・・。

 興味津々でカメラを持って外にでると、広場や大きな通り、公園など、あらゆるところに、グループに分かれた学生たちがいる。一グループ約50人、一年生だけでも三千人以上いるはずだから、グループの数も60・・・広いキャンパス全体が訓練場と化しても不思議はない。

 教えるのは、学生とほとんど年の違わない、若い解放軍の兵士だ。キャンパスの隅に、迷彩をほどこした軍の車が何台もあったのはそのせいだった。「指導」は、整列、点呼、方向転換、姿勢、歩き方、走り方……下手な生徒は何回もやらされているが、かといって反抗的な様子は全くない。

 そういえば、昔、韓国を旅していた時、市場野中で、急に訓練警報が鳴り始めたことがあった。すると、山のようにいた人々はさっと姿を消し、後は呆然とした私たち観光客だけが取り残された。その間、一分足らず。そういえば、韓国青年には兵役義務があったんだっけ。

 中国には兵役の義務こそないけれど、人々には、国を守るのは自分たちだという強い義務感があるのはまちがいない。それは、日本の政府が必死になって植えつけようとしている「愛国心」ではなく、こういう軍事訓練で養われる資質でもない。もっと普遍的な、社会的正義や人権保護をベースにした人間愛みたいなもので、それは、この国の「普通の人々」と話していて、いつも感じることだ。

 私が中国に来てほっとするのは、そういう「民衆」と交流している時のことが多い。2010.9.13
2010

posted by: shanben | チャイナぐらし | 09:09 | comments(0) | trackbacks(0) |-
煙台だより:天津から煙台へ

 9月6日、再び中国入りした。今回の目的地は山東省。といっても省都の済南ではなく、山東半島の北側にある煙台市。そこのある大学で日本語を教えつつ、引き続き中国をウオッチしていく。

 今回は神戸から船で天津に入った。でも、そこから煙台に入るのはとても大変。天津に一泊し、翌朝9時の電車に乗ればその日のうちに着くというが、所要時間は12時間! 気の長い私もさすがにあきらめ、北京まで行き、そこから飛行機で現地入りすることにした。

 半島の付け根をのんびり走るのもよかったかもしれない。そういえば、私が中国に来た頃は、少し離れた町に行くには、十時間以上を覚悟しなければならなかった。それがここ数年、動車〔新幹線〕の登場で、ものすごくスピードアップしている。2006年当時、4時間半かかった南京−上海間はまず2時間になり、それからさらに新型の電車が投入され、1時間半で二都市を結ぶようになった。武漢−広州に至っては時速350キロという高速列車が何往復もしている。

 北京から空路で一時間ほどの煙台は、経済開発区ではなくリゾートなので、交通網整備が進んでいないのかもしれない。しかし空港から一歩外に出ると、巨大な六車線路が縦横に走っている。道路渋滞などないし、通行人どころか、自転車の姿もほとんどない。やがて到着したキャンパスにも、自転車はほとんどない…中国の自転車生活を満喫していた私にとって、これはがっかりすることの一つだった。2010.9.9

posted by: shanben | チャイナぐらし | 12:06 | comments(0) | trackbacks(0) |-