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米国防総省の大本営発表(シリア攻撃)

 トランプによるシリア攻撃について、アメリカ国防総省はペンタゴンで以下のような記者発表をしたとのこと(U.S. Strike Designed to Deter Assad Regime's Use of Chemical ...)。どんなことを言ったかって? ●印がその発表。その下のカッコ書きは「その他のソース」に基づいた山本の解説。

 ●シリア攻撃は、アサドが自国の市民に向けてさらなる化学兵器を使わないようにするためだった。

(正式な調査もされていない。2013年の化学兵器攻撃だって、国連の調査団は、アサド政権が実行した証拠はまったくなく、米とNATOが実行したと結論づけているが、メディアはこのことをほとんど報道しなかった。そして今回も、アサドに罪を着せるニセ旗作戦が実行され、米は化学兵器攻撃をもって空爆の正当化にしている。メディアの責任はことの他大きい。)

 ●ターゲットとしたシャイラットShayrat空軍基地は、化学兵器を保管していた歴史がある。

(「歴史」とは、今は化学兵器は備蓄されていないという意味だから、上の主張と完全に矛盾する。2013年の化学兵器攻撃事件でも発見された化学兵器はサウジアラビア製で反政府勢力のものだったことを、いろんなメディアがすっぱ抜いている。さらに、アサドは2013年の「濡れ衣」事件以後、すべての化学兵器をOPCW立会いの下廃棄している。このことはロシアも認めており、「今のシリアには化学兵器などない」というのが大方の判断。)

 ●使われた化学兵器はサリンのような神経ガスで、トランプ大統領の命令に基づいて攻撃を実行した。

(写真を見ると、救助チームは手袋もしておらず、サリンではなくホスゲンガスではないかとの指摘が。トランプに関しては後述。 ●現場は離れたところにあり、民間人の犠牲を最小にするため攻撃は早朝に行われた。これは「釣り合いが取れたもの」である。

(何に対して釣り合いが取れていると言っているのか不明。)

 ●シリア軍とロシア軍は抗戦した。米軍は誤解を避けるため、事前にロシア軍に攻撃について知らせた。

(ちっとも伝えられていないが、ロシアは地対空ミサイルで抗戦していた! アメリカは「敵はロシア」との誤解を避けるため、事前にプーチンに知らせたらしい・・・だから、プーチンは事後、「誤解を避けるために連絡網を遮断した」と言ったのか。)

 ●59発のトマホークミサイルはすべて目標に命中し、少なくとも20の戦闘機と地対空ミサイル、格納庫を破壊した。

(ロシア軍によれば「空軍基地に到達した23発でミグ戦闘機が破壊された」。しかし、「滑走路は無傷」だったようで、実際は「攻撃は成功」から程遠いものだったのではないか)

 ●4日の化学兵器攻撃の直後、シリアかロシア軍の無人機が、被害者が運びこまれた地域の病院を攻撃した。無人機は5時間後に戻ってきて再び病院を襲撃した。

(また化学兵器の話。シリアとロシアには化学兵器を使う必然性はまるでない。すでに戦争に勝っているし、国民はアサドを支援しており、そういう手段に訴えれば国際社会の批判を浴びることがわかっているからだ。化学兵器を使うメリットがあるのは、それによって公然としたシリア攻撃を「正当化」できる米とNATO、彼らの傀儡軍である「反政府軍」のみ。)

 

 とにかく米軍の「大本営発表」は、旧日本軍のそれとあまり違わない。

 ところでトランプは、これまでの「ロシアと仲良くやる」という姿勢を、この爆撃によって自ら完全否定している形になっているが、その態度の豹変を示すのが、4月5日のRTの報道だ。President #Trump holds joint press conference with Jordan's King Abdullah

 トランプは;

「アサド政権の行為は人道に反する憎むべきものだ。私はパレスチナ人とイスラエルの間の和平のために一生懸命に働いている。

シリアは疑わしいアジェンダにもとづく代理戦争に落ち込んでしまった。いまや私にはこの件に関し責任があり、誇りをもってそれを行う」

Q「化学兵器攻撃は一線を越えたと?」

A(トランプ)「何本もの線を越えたよ。昨日の子どもたちへの攻撃で私のシリアやアサドに対する姿勢は大きく変わってしまった」

Q「では、シリアへの武力攻撃もそれほど嫌ではなくなったのでは?」

A「軍事的にどうするのかについてはいいたくない」

 

 トランプの単純頭は、軍産複合体にすっかり読まれていたわけですね。2017.4.10

 

posted by: shanben | - | 16:26 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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