Search
Calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>
Sponsored links
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
Recommend
New Entries
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |-
金正恩、「ICBM威嚇」の落としどころ

 北朝鮮のミサイル問題、815日になってNHK北朝鮮 ミサイル発射計画報告受けるも「米行動見守る」815848分動画と報道。私もそのへんが落としどころかと考えていたので、ちょっとまとめてみました。まずはNHKの長〜い記事のごく一部。

 

北朝鮮「ICBM 2回目の発射実験に成功」

7291956http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170729/k10011079671000.html?utm_int=all_side_movie-related_001&movie=true

北朝鮮は28日夜発射した弾道ミサイルについて、29日、国営メディアを通じて「キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、ICBM=大陸間弾道ミサイル『火星14型』の2回目の発射実験に成功した」と発表し、奇襲能力を誇示するとともに、アメリカ本土全域を射程に収めたと主張しました。(中略)

性能 大きく向上とアピール

北朝鮮は、ICBM=大陸間弾道ミサイルと主張する「火星14型」の性能が2回の発射を通じて大きく向上しているとアピールしています。具体的には、前回に比べて高度がおよそ923キロ伸びて3724.9キロに達したほか、水平での飛距離が65キロ長い998キロになったと発表しました。また、飛行時間についても前回よりおよそ8分伸びて4712秒だったとしています。北朝鮮の国営メディアは「射程を伸ばすために増やしたロケットエンジンの特性と、改善された誘導・安定化システムの正確性や信頼性が実証された」と主張し、ICBMだと主張する「火星14型」の性能が2回の発射を通じて大きく向上しているとアピールしています。

自衛隊元海将 米本土到達の可能性

28日夜、北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて、海上自衛隊で司令官を務めた元海将の香田洋二さんは「単純に計算できるものではないが、高度や飛行時間を踏まえると最大射程は8000キロから1万キロに至る可能性が考えられる」と述べ、アメリカ本土に到達する可能性があると指摘しました。(中略)

 全体を通して読むと、北朝鮮のICBMは「本物だ」ということをいろんな面から強調しています。現役ではなく、自衛隊OBを出して、「ミサイル成功」を印象付けているわけですが、これまで、北朝鮮の言うことなど一切耳を貸さなかったことを思えば、これって異例じゃない?それどころか安部は「ミサイル飛行経路の真下にあたる自治体」を心配して、知事や防災関係者と話し合い、「もしもの場合」の対応策を協議するなど、これまでなかったほど危機感をあおっているわけ。

 アメリカもひどくて、政府に批判的なメディアさえ、「北朝鮮のICBMは核弾頭をつけている」「直接米国の都市を狙える能力があるhas the ability to strike U.S. cities right now 」などと騒ぎたてています。これにトランプ大統領の威嚇発言が加わり、明日にでも北朝鮮がICBMのボタンを押すのではないかと恐れている人もいるでしょう・・・

 でも、北朝鮮のミサイルの能力がどうなのかは、誰も確認していません。

 私は素人ですが、核弾頭つきICBMといえば、二つの技術(核弾頭の開発と、それを長距離爆撃機に積載して狙った場所で爆発させる能力のあるキャリアー=ICBM開発)が必要なことはわかります。両方ともブラックマーケットで調達できるようですが、それを武器として一体化させ、いつでも使える状態にするというのは別の問題。少し前までは、北朝鮮がそういう能力を持つのはまだまだ先、という見方が大勢をを占めていたはず。その見方が突然変わった?のにはそれなりの理由があると思います。そのヒントが、同じNHKのこの↓ニュース。

北朝鮮のICBMアメリカの専門家「再突入技術は未確立」

81734http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170801/k10011082861000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_002

北朝鮮が2回目のICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功したと発表したことをめぐり、アメリカの専門家は、NHKのカメラが捉えた映像の詳細な分析から、最終的に弾頭部分を含む再突入体が分解した可能性があるとして、技術を確立させていないとする見解を明らかにしました。北朝鮮は先月28日、2回目のICBM発射実験に成功したと発表しました。ミサイルは北海道西方の日本海に落下したと推定されていますが、NHKが道内に設置している複数のカメラが、落下推定時刻とほぼ同じ時刻にせん光のような映像を捉えていました。このせん光について、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究グループに参加するロケット技術の専門家、マイケル・エルマン氏31日、詳しい分析結果を公表し、北朝鮮が発射したミサイルの弾頭部分を含む再突入体と見られると改めて指摘しました。そのうえで、映像では上空20キロの辺りで摩擦熱などにより発光し、4秒ほど光を発し続けたあと、りょう線に隠れる手前の4キロから3キロ辺りで、その光がかすんで消えていったように見えるということです。これについて、エルマン氏は「この物体が最終的に突入の負荷に耐えきれず、分解した可能性を示している」として、大気圏への再突入の技術を確立させていないという見解を明らかにしました。そのうえで、技術の確立にはあと数回の発射実験を必要とするとして、北朝鮮が今後も発射実験を継続させるだろうという見通しを示しました。

 「失敗した」と言っているわけですが、そう言わないのは、背景に政治的理由があるからでしょう。またNHKも、後から「事実隠蔽」と言われないためにも、この記事を流しておさないわけにはゆかなかったのです。なお、ミサイルが日本海に落ちたことについては、「米軍がICBMをハックした(コンピューター制御を乗っ取って墜落させた)」とアメリカではささやかれているようですが、そんな技術があれば北朝鮮など何も怖くもなんともないでしょう。また「北朝鮮は技術を盗まれないために海に墜落させた」という噂もありますが、核搭載ミサイルでは、発射と長距離飛行よりも、「目標地点で爆発させる」技術の方がはるかに難しいはず。それを試射しながら試しもしなかったというのは、やはり「失敗」としか思えません。つまり、日米両国は、ともに、北朝鮮のICBM発射失敗を認識しながら、それを「成功」とみなすべき理由があるわけです。

 アメリカの状況はわかりやすい。

 このICBM問題のおかげで、トランプは、ねちこく続けられてきた「大統領選にロシアが関与した」との議論を少し忘れることができているでしょう。さらに、韓国では、初めアメリカと距離を置こうとしていた新大統領が、北朝鮮の脅威にTHAADを改めて再配備すると発表し、軍産複合体を喜ばせています。また、中東では、トランプはシリアへのCIAの関与を取りやめ、中東政策の大失敗が誰の目にも明らかになりましたが、これに軍産複合体は大不満。それが、北朝鮮の「脅威」と向き合うことで、東北アジアに新たな戦場が確保できるかもしれず、日米をあげて戦争屋の期待が高まっているのです。それ以前に、今、アメリカが抱える最大の問題、「破産寸前の経済」―国内不況、国際的なドル低下―から国民の目を多少なりともそらせることもできるしね。日中戦争を始める前の日本のようなものです。

 一方の日本でも状況も似たようなもので、北朝鮮の脅威があればこそ高まる安部批判はかわせるし、沖縄の基地も、オスプレイも、Xバンドレーダー(イージス艦)も、パトリオットミサイルも、みんなみんな「やっぱり必要」との声が出るのが期待できるわけ。また、共謀罪や安保法制、日米安保も、「脅威があるのに反対するのか」と、反対の声を押しつぶすことができる。

 金委員長もそのへんのことを「読んだ」上で、「アメリカの出方を見守る」と発表しているわけ。日米両国は、中国・ロシアの「六カ国協議」の再開の呼びかけに耳をふさぎ続けてきたんだから、ミサイルは彼にとって外交の一手段です。トランプと安部がこれで多少とも正道に戻ればいいのですが、両国の軍産複合体は、山積する問題を一時棚上げするためにも北朝鮮と一戦交えたいと考えているはずなので、市民もそこを読んで戦争をさせない圧力をかけ続ける必要がありますね。2017.8.18

posted by: shanben | - | 16:01 | comments(0) | trackbacks(0) |-
スポンサーサイト
posted by: スポンサードリンク | - | 16:01 | - | - |-









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック